認知症の早期発見も!独居の親が心配という人におすすめの高齢者みまもりサービス

 

かなで
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田舎のお母さんのご様子はいかがですか?

ちゃんと連絡しています?

悩んでいる人
悩んでいる人

ちょうど離れて暮らす親のことを心配していたんです!
ちゃんと暮らしているのか?
認知症の兆候がないか?
倒れて動けなくなったりしていないか?
外出して帰ってきていないことは無いか?

でも仕事も忙しくて、自分からはなかなか連絡はできていないですね。安心できる方法があれば教えてください!!

仕事をしていると、気にはなっていてもなかなか連絡をすることが難しかったりします。

高齢者の見守りは危険な状況になっていないかだけでなく、認知症の早期発見をするためにも重要です。この記事を読めば、離れて暮らしている親にどうすれば効果的に見守りができるのか、その方法が分かります。

プロフィール
これまで15年以上ケアマネジャーとして、300人以上の高齢者を担当してきただけでなく、のべ150人のケアマネジャーを率いる統括として、トータル1万人以上のケースをチェックし介護保険内外のサービスの研究をしてきた介護保険だけにとらわれない介護の専門家』です。

離れて暮らす親を見守るため、それぞれの状況に応じた高齢者見守りシステムの選び方もご紹介します‼

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 高齢者の見守りサービスとは?

内閣府が毎年発行している「令和元年版高齢社会白書」によると、令和2年度の一人暮らしの高齢者は女性:22.4%、男性:15.5%と推測されています。グラフからも年々増加傾向にある事がわかります。

離れて暮らしていると、健康状態や生活状況など親が元気に暮らしているのかはとても心配ですよね。しかし、どんなに心配でも遠く離れていると何かあった時にもすぐに駆け付けることはできません。

そんな時に、家族に代わって親が変わりなく生活しているかを確かめたり、何か異常なことがあれば連絡してくれたり、時には家族に代わって自宅に急行してくれたりするのが、高齢者の見守りサービスです。

 独居高齢者を見守る方法

高齢者を見守る方法
●センサー型
●通報型
●コミュニケーション型
●その他

センサー型の見守り

センサー型は自宅内や日常的に使用する機器にセンサーをつけて、生活状況を見守る方法です。

通報型の見守り

急に気分が悪くなったり、体調に異変が生じた時に利用者が通報装置から通報することにより、警備員が自宅に駆けつけてくれるサービスです。

コミュニケーション型の見守り

定期的な電話や訪問によって、健康状態などの確認をしてくれるサービスです。

その他の見守り

カメラを使用したり、生活支援を組み合わせて見守りを行う方法です。定期的にサービス提供を行う家事支援サービスや配食サービスなどもこの種類に入ります。

 

それぞれに特徴がありコストも違うので、状況に合わせてぴったりのものを選ぶようにします。

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独居高齢者の見守りは認知症の早期発見にもおすすめ

独居高齢者の見守りは状況に合わせて変えていくのも良いのですが、認知症ということに着眼するのであれば、途中で変更すると受け入れが難しくなることも考えられます。

特に、認知症が始まると他人の意見に聞く耳を持たなくなったり、年寄扱いするなと怒り出すことがしばしば見られます。ですから、まだきちんと理解が得られる、認知症を発症していないうちから24時間体制で見守れるものにしておくことをおすすめします。

認知症の兆候

認知症は1つの病気ではなく、いろいろな病名の総称になります。したがってその種類によって初期症状の出方には違いがあります。

最初は些細な症状のため気付かれにくかったり、年だからで済まされることも多く、特に離れて暮らしている場合には、その症状の出現に長期間気が付かれずに過ごしていたということは少なくありません。

周囲の人が認知症を疑うきっかけになった例は次のようなものがあります。

認知症発見の症状の例
●同じ話を繰り返す
●約束をすっぽかす
●ゴミの日を間違える
●料理の味が変わる
●同じものばかりを買ってくる
●さいふや鍵、通帳など大事なものをなくすことが増える
●お金の計算が出来なくなる(買い物で小銭があるのにお札を出す)
●電化製品の使い方を間違える
●長い会話についてこられなくなる
●家事をする時間がおかしい(夜中に洗濯や食事など)
●お風呂に入らなくなる
●テレビを見なくなる
●趣味をしなくなったり、人と会うことを避けるようになる
●怒りっぽくなる、性格が変わったように感じる
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高齢者の見守りサービスの選び方3つ

見守りサービスの選び方
●【最重要】24時間見守りが可能なものを選ぶ
●何かあれば家族に通報されるものを選ぶ
●何もない時は普通の日常が送れるものを選ぶ

普段は出来ていないことでも人がいると緊張感あって普通に生活でき、そのため帰省した時には普通だったので大丈夫と判断をしてしまいがちに。

そのため、認知症の早期発見には、毎日継続して見守りをできる体制がのぞましいです。

選び方①:24時間見守りが可能なものを選ぶ【最重要】

認知症の症状には気が付きにくいですが、24時間の生活状況を注意深くチェックしていると早い段階で気が付くことが出来ます。

選び方②:何かあれば家族に通報されるものを選ぶ

万一のことがあった時に、早く家族に知らされると安心ですが、ことが起こってからでは手遅れになることも。普段と違う状況が予測される段階で、家族に連絡がくるものが望ましいです。

選び方③:何もない時は普通の日常が送れるものを選ぶ

見守りは安心と引き換えにプライバシーが守られないという欠点があります。まだ元気なうちは、できる限りさりげなく見見守りができるもので、何もない時には普通の日常をおくれるものが望ましいです。

介護までは必要ない親の見守りにおすすめの方法4選

まだ介護が必要な状況までには至っていない場合、上記の選び方の①~③を考慮して高齢者におすすめの見守り方法は次の4つをおすすめします。

どれにしようか迷っている方におすすめ:ソニーネットワークコミュニケーションズMANOMA

ソニーが独自開発した「AIホームゲートウェイ」と「室内コミュニケーションカメラ」で各種機器と相互に連携しながら、ご自宅に安心、便利、感動をお届けします。

今の自宅をスマートホーム化する機能がたくさんついて離れて暮らしていても安心。アプリを通して生活状況の把握ができます。


プライバシーを守りながらしっかり見守りしたい方におすすめ:カメラではない!見守りの新しい形【遠くても安心プラン】

カメラのような映像ではなく、8つの家電の使用状況を見守って生活ぶりを確認します。たとえば、気温が高いのにエアコンの使用がないなどの異常を感知するとあらかじめ登録してある家族のスマホに自動で通報され、複数の家族で見守ることが可能。(※)8つの家電とは・・・掃除機/エアコン/炊飯器/テレビ/IH/洗濯機/電子レンジ/高熱家電(ヒーター・ドライヤー・ケトルなど)


24時間の見守り+認知症の早期発見機能付き:アイシル

アイシルには各種センサが搭載されており、高齢者の24時間365日の見守りを行うと共にデータを蓄積。

朝起きた時、お薬を服用時、食事を取った時といったタイミングでアイシルの押しボタンを日常の決まり事として押しこれらの情報の解析を行うことで認知症の早期発見につなげるというもの。

データはパソコンやスマフォを用いていつでもどこからでもアクセスが可能です。

防犯にも気をつけたい人には:セコム・ホームセキュリティースマートNEO「親も見守りプラン」

契約前に防犯診断とセキュリティーのプランニングが受けられる、安否確認だけでなく防犯面でも安心なプラン。

生活動線へのセンサーによる見守りを行い、一定時間動きがない場合には異常信号をキャッチしたセコムが確認してくれます。

急な体調の変化があった時にはペンダント型の救急通報を握ると救急信号をセコムに送信してくれるサービスは持病がある人には安心です。

人の目で確認してほしい人におすすめの見守り方法2選

気になる点が少し多いという時には、やはり定期的に人の目で安否確認ができると安心です。

郵便局の見守りサービス

郵便局のみまもりサービスは、月1回の訪問をしてくれる「みまもり訪問サービス」、毎日自動院生で体調確認をしてくれる「みまもりでんわサービス」、もしものときに駆けつけてくれるオプションの「駆けつけサービス」の3つのサービスで高齢者の日常を見守ります。

郵便局は高齢者にもなじみがあるので、受け入れられやすいのではないでしょうか・(詳細)

 

大阪ガスセキュリティーサービス「おまもりコール」

お風呂場にも設置できる緊急通報装置に加えてペンダント型の非常ボタンでいつでもSOSの発信が可能です。その通報はナースコールセンターに直通で常駐している看護師や保健師によって、状況に応じた適切な判断やアドバイスを受けることが出来ます。(詳細)

高齢者の見守りサービスを導入する4ステップ

高齢者の見守りサービスをトラブルなく、上手に導入し、活用するためには準備と進め方が大事です。

ステップ1:どのサービスを利用するかを決める

  • 今の状況
  • どのような生活をしたいのか
  • 今後の展望をの予測、
  • 家族の状況

などをふまえてて、どのサービスを利用するのかを決めるため、Webサイトの情報や資料を請求して比較する。

 ステップ2:親に説明、説得する

親日きちんと説明をして納得してもらいましょう。説明するときのポイントをあげておきます。

  • パンフレットを取り寄せて分かりやすい説明をする
  • もしもの問いのことを心配していることを伝える
  • 何かあれば自分も後悔するということを伝える

分かりやすい説明をするためには、説明する人が良く内容を理解していなければなりません。あとで、思っていたのと違いうということにならないように、疑問点があれば解消していきましょう。

もし、納得が得られなくても感情的にならず、違う機会に再度チャレンジしたり、ほかの家族と一緒に説得を殊るようにします。

ステップ3:サービスへの申し込み

どのサービスにするかが決まり、親の同意が得られればサービスの申し込みをします。

ステップ4:契約や設置時は立ち合う

契約や設置に来られるときは必ず立ち会って、詳細の説明を一緒に聞くようにします。契約者を自分にするか、親にするか、費用は誰が支払うのかなどは事前に相談しておきましょう。

高齢者の見守りを効果的に行うコツ3つ

も守りサービスを導入したから、家族の見守りは必要何というわけではありません。一旦は見守りサービスの導入を受け入れたとしても、その後に気持ちが変わらないとは限りません。また、見守りサービスを導入したことで生活に支障が出ていないか、逆にどのようなところが快適になっているのかをチェックしていく必要があります。

コツ1:電話やコミュニケーションを増やす

見守りサービスを導入すれば、何かあれば連絡がくるから気にかけなくても大丈夫というわけではありません。これまで以上にコミュニケーションをとっていくようにします。見守りが必要な状況になっている親との時間は無限ではありませんので、可能な限りコミュニケーションをとるようにしましょう。

コツ2:年のせいにする考え方を捨てる

高齢者の見守りだ―ビスを導入することで、生活に変化が見られた時にいち早く気が付くことが出来ます。しかし、小さな変化を見逃さないようにするだけでなく、安易に年のせいだからで済ませないようにすることが大切です。

コツ3:家族みんなで

高齢の親の見守りは家族みんなで取り組むようにしましょう。特定の人に負担がかからないようにするように、話し合っておくことがたいせつです。最初は善意でやっていても、長期間にわたってくると、どうして気分だけという思いや不公平感などを感じてくることもあります。親の介護をめぐって家族間で揉めている家族は非常に多いのが現実です。

まとめ

高齢の親に対しては

  • ちゃんと暮らしているのか?
  • 認知症の兆候がないか?
  • 倒れて動けなくなったりしていないか?
  • 外出して帰ってきていないことは無いか?

を把握するために24時間365日見守れるサービスの導入を進めて行くのがおすすめです。直接的な介護ではない『MILD CARE』を実行していきましょう。

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