手作りの次亜塩素酸水の有効期限を知っていますか?

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細菌やウイルスへの除菌効果が認められているばかりでなく、消臭効果のある次亜塩素酸水を自宅で手作りされている方も増えてきています。しかし、手作りした次亜塩素酸水は保管方法によってはその効力がなくなると言われます。

では、どうやって保存しておくのが良いのか、期限はどのくらいなのでしょうか。ここでは、手作りの次亜塩素酸水の期限が理解でき、正しく保存、自分でチェックするための情報をお伝えします。手作りで次亜塩素酸水を作っている、作ろうと思っている人の参考にしていただければと思います。

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手作りの次亜塩素酸水の期限を知っていますか?

次亜塩素酸水を手作りする場合、一度作ったものがなくなってから新たに作れば良いと思っていると危険です。

次亜塩素酸水は除菌する目的によって望ましいとされている塩素の濃度が推奨されており、最低でも20ppmの濃度がないと除菌効果はないとされています。

しかし、次亜塩素酸水は保存している容器や保存環境によって含まれる塩素の濃度が減少するため、自分の行っている保存方法ではどの位が期限になるのかを知っておき、有効な塩素濃度が低下する前に作り替ええる必要があります。

除菌する場面と次亜塩素酸水の残留塩素濃度の関係については別記事で解説しています。

手作りの次亜塩素酸水の弱点

実は手作りした次亜塩素酸水の有効濃度が維持できている期間はそれほど長くはありません。
次亜塩素酸水は有機物に触れると分解されて水になるという性質があります。また、直射日光に弱く紫外線に触れると塩素が分解されていきます。
それに加えて、高温に弱いため暑い時期には効果が落ちやすくなります。

このように次亜塩素酸水は非常に不安定な性質を持ち、除菌、消臭効果は高いものの長期保存には向いていないところが弱点です。

しかも、濃度が落ちているかどうかは見た目や使い心地などでは判断ができず、試薬を使って濃度を測らないと効果の有無をはっきりさせることができません。

しかし、自分の行っている保存方法で効果を維持することができる期間がある程度分かっていれば、それまでに新しいのものに作り替えればよいという目安にすることができます。

また、保存方法によっては有効な濃度を維持できる期間に大きな開きがあるため、出来るだけ長く効果を維持できるように保存方法を工夫しましょう。

これについては、株式会社プランビーというところが以下のYouTubeで詳しく実験を行っていますので参考にしてみてください。
【容器別】次亜塩素酸水の寿命テスト 10日間で有効塩素濃度はどうなる?

手作りの次亜塩素酸水の有効塩素濃度を長持ちさせる方法

せっかく次亜塩素酸水を作っても保存の仕方が悪いと、2,3日でその効果がなくなってしまうこともあり注意が必要です。

手作りの次亜塩素酸水を長持ちさせる保存方法のポイントをまとめると以下のようになります。

・保存する容器はペットボトルや瓶でもOK
・直射日光を避けて高温にならない場所に置くのが基本
・青色や白色のスプレー容器の遮光性はそれほど高くないので要注意
・アルミホイルなどでしっかり遮光を行うようにすると良い
・冷蔵庫への保存は遮光と低温という両面で良い
ペットボトルでも保存ができるというのは簡単に手に入れることができるので便利ですね。ただし、次亜塩素酸水は見た目は普通の水と変わらないので、中に何が入っているのかが分かるようにしっかりと書いておいて、誤って飲んでしまうことがないように気をつけましょう。
次亜塩素酸水は飲んでしまっても大丈夫という意見も聞きますが、念には念をいれておきましょう。

まとめ

手作りの次亜塩素酸水は早くて2日、長くても10日くらいで新しいものに作り替えたほうが良いようです。しっかりと除菌能力を維持するためには、使うたびに新しいものを作っていくのが良いかもしれませんね。

(参考)自宅で簡単に次亜塩素酸水が作成できる次亜塩素酸水メーカー