
看護師として働いていて、このままで良いのかと悩むことはありませんか?
✔ 今は病院でバリバリ、夜勤もこなしていても、結婚や出産、育児をしながら両立できるのか不安
✔ 将来のキャリアがイメージできない
✔ 自分の時間を大事にできる働き方を希望
私もそんなナースのひとりでした!
以前の職場は18年間勤めて、管理職をしていたので、周りからはもったいないという声が多かったですけど、もったいなかったかどうかは後からの結果であって、そう後悔しないように今は仕事もプライベートもやりたいことをやりきるのが一番だと思っています。
同じように感じていて、今からフリーランスで頑張ろうと思っているナースは是非参考にしてください。
ここでは、フリーランスナースとして活躍できる講師のお仕事についてご紹介します。
フリーランスナースの講師
フリーランスナースとして、講師の需要はかなりあると思います。
今までに講師として活動したことがあると、ポイントは高いです。ただし、未経験でも研修や少しずつ講座を増やしていって慣れていきましょうというスタンスのところもありますので、気になる求人があればチャレンジしてみることをお勧めします。
講師に向いているのはどんな人
講師というのは人に教えることが仕事ですので、自分の理解も必要ですが、相手に伝わるように、理解してもらえるような話し方が求められます。
また、1日通しての講座であっても受講生を飽きさせることなく、集中してもらえるような工夫も必要になってくるでしょう。そのような事が得意である人は上司は向いています。
自分の好きなこと得意なことは何か
講師の仕事と一口に言っても、その内容は色々とあります。自分が好きなジャンルや得意なジャンルで選ぶことが、楽しく講師の仕事を行うポイントになります。
フリーランスナースの講師の例と内容
フリーランスナースで仕事の募集がある講師の内容は次のようなものがあります。内容や受講生の特徴、資格などを参考にしてください。
喀痰吸引等研修教員
我が国における著しい高齢化と医療ニーズの高まりを受け、厚生労働省は平成24年より喀痰吸引や経管栄養という医行為の一部を認定特定行為業務従事者認定証の交付を受け、一定の要件を満たしたものに対して業務としてこれらの医行為を実施することを認めています。
認定とくて行員業務従事者としての認定を受けるためには基本研修として50時間の講義とシュミレーターを使用した演習に加え、各行為の実地研修を受ける必要があります。
この研修を実施している会社が、基本研修の部分の講師の募集を行っている場合があります。
受講生の特徴
受講者のほとんどが施設などに勤務している介護職となり、喀痰吸引等の実施を前提にしている場合が多いです、
各施設でまとまった人数が受講される場合は施設に出向いて、施設内で研修を行う場合もあります。
講師になるための資格
実務経験5年以上の正看護師であり医療的ケア教員講習会の修了者(准看護師は教員講習会の受講資格がありません)
実務者研修の医療的ケア
実務経験3年以上ある介護職員が、介護福祉士の国家資格を受験する際の要件の一つとして、実務者研修を修了していることというものがあり、この実務者研修のカリキュラムに医療的ケアがあります。
内容は喀痰吸引等研修と同様で基本研修として50時間の講義と演習になります。
受講生の特徴
実務者研修受講者。実務者研修のカリキュラムとして実施されるため、必ずしも医療的ケアの実施を希望しているものではありません。
講師になるための資格
実務経験5年以上の正看護師であり医療的ケア教員講習会の修了者(准看護師は教員講習会の受講資格がありません)
看護師国家試験対策講座の講師
看護師の国家試験対策講座を行っている学校での講座を担当します。
受講生の特徴
看護師国家試験の合格を目指す看護学生や看護学校卒業生
講師になるための資格
看護師としての実務経験年数や講師としての経験など、学校によって様々です。
看護学校の実習指導者
ナースであれば良くお分かりだと思いますが、看護学生の病棟実習時の実習指導者のお仕事です。
フリーランスでの採用であってもフルタイムでの就業が求められます。
給与
講師の給料はフリーランスということもあり2000~5000円と高めの設定のところが多いです。経験や慣れてくれば昇給してくれることも多いようですのでやりがいにつながります。
雇用形態
業務委託契約とするところが多いです。そのため、いつも希望した日数の業務が確保できるとは限りません。生活のためには他の仕事と併用することが必要な場合もあります。
また、業務委託では講師としての能力が低いと思われたり、相手の求める結果が出せなかった場合などには次の仕事が来ないこともあり得ます。
応募の仕方
求人サイトやHPなどで募集があれば、履歴書や職務経歴書、資格証などを送り面談を受けます。
採用となった場合はおおよその勤務の状況やテキストの種類、所定の投影用の資料などがあるのかなどを確認しましょう。
資料などを自分で作成する必要があるのであれば、その著作権はどのようになるのかの確認も必要になります。
自分が講義を行う前の研修の有無や、業務以外に会議等への参加の必要性やその際の給与についても聞いておきましょう。
まとめ
フリーランスナースとして講師を目指したいという方にとって、様々な内容の講座があることは自分の得意なことで講師ができるというメリットがあり、仕事としては魅力的です。
中にはあらかじめ講師の都合を聞いてくれて、それに合わせて講座日を設定してくれる場合もあり、プライベートと仕事を両立させたいフリーランスナースにぴったりの仕事もあります。
是非、自分に合った職場や働き方を吟味してください。
フリーランスナースとして、仕事もプライベートも思いっきり充実させましょう。